秋の熊本、阿蘇はいかがでしょうか?
熊本といえば加藤清正の熊本城(別名銀杏城)が有名です。明治10年の西南戦争では50日余りも籠城しましたが、残念ながら薩摩軍の攻撃の前々日に宇土櫓(うとやぐら)他12棟を残し焼失しました。


城内には約120の井戸、畳のなかにはわらのかわりにいもがら、薪に使うため生でも燃える楠、実をとるために銀杏を大量に植え、と籠城のための用意は周到なものでした。


天守閣は再建されたものですが、宇土櫓、監物櫓(けんもつやぐら)は焼け残ったもので国の重要文化財に指定されています。城内には前にご紹介した肥後六花園がありますが、今は椿には早く、さざんかがさきはじめたところでした。

花の時期には少し遅かったのですが、リンドウ、フシグロセンノウ、ヤマラッキョウ、ゲンノショウコなどは自生しているものを見ることができました。また日本100名水の一つ、白川水源のつわぶきは秋を感じさせてくれました。

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