日本全国が盛り上がったワールドカップも終わって、祭りの後の寂しさを感じるこのごろです。

大85回卒の吉田和子(大石)さんが地元静岡でワールドカップの観戦とボランティアとを体験されました。その模様をメンバーのみなさまにもお伝えしたいと思います。以下吉田さんのメールより抜粋。


ここ静岡でワ−ルドカップのゲームとボランティアを楽しみ、そして一段落。腰の重い、回転の遅い、にわかサッカ−ファンおばさんも若い人に助けられ面白い毎日でした。

チケットは朝日新聞であたったので、6月11日は台風が近づいていましたが、幸い大雨にはならず、Eゲート緑の5列50番でドイツ対カメルーンの試合を観戦。前の席でもオペラグラスでは役に たたず、ラジオを 聞かないと、自分の目だけではなかなかゲーム内容がわかりませんでした。

ボランティアの方はフ−リガンは恐ろしいし、プレスの対応なんてできっこないし、客の誘導なんてこっちがしてほしいぐらいだし、挙げ句に観戦の予定がしっかり決まっていた私はスタジアムのボラをパス。FIFAが事務局を浜松のホテルオ−クラにつくったのでその受付をしました。(38Fのエレベ−タ−前の机で、6日間2交替制)

試合日前後はプロの通訳さんが1Fとも交替で1人参加。1Fのフロント横にもインフォメ−ション、送迎関係者のデスクがあったので38Fは楽勝。

1フロアの2/3位の部屋数が執務室やラウンジになり事務局のスッタフ以外にマ−ケティング、審判、輸送、チケット(バイロム社)の関係者等々で英語圏、それ以外、肌の色も様々でした。

通訳さんは個人的にチケットをもらった人もあったらしいですが私はFIFAのピンで(皆がもらった)喜んでいます。

レトルトパックのお弁当が支給されましたが、これは箱のひもを引っ張ると暖められるという食中毒の心配皆無のもので、不満な人も多かったのですが、600KCalと低カロリーなので少なくとも私は太りませんでした。

そうそう私はトロフィ−ツァ−のボラもしたので トロフィ−を抱いて写真を撮ってもらったのです。


メンバーの中には、イングランド選手が乗ったバスとすれ違った人たちもいて、ガラス越しとはいえ、目の当たりにベッカムやオーウェンを見るという至福の数秒を堪能されたとか。

若い人たちに違和感なくとけ込んでいる吉田さん、私たちがテレビでしか味わえなかったワールドカップを、心ゆくまで楽しまれたようです。