夏もそろそろ終わりですが、暑い季節にみかけた花たちをもう一度 ふりかえってみたいと思います。

夾竹桃

おみなえし

むくげ

まつばぼたん
町や公園でよくみかけるのが夾竹桃ですが、これはとても生命力の強い木ですので 高速道路沿いにもよく植えられています。広島に原爆が投下された後 一番先に咲きだしたのが夾竹桃だそうです。

家の前のプランターにはまつばぼたんが植えられていますが、最近はずいぶん 減ったような気がします。花の世界にも流行があるようで、20年前とは すいぶん変わったようです。一番見なくなったのがダリアではないでしょうか。

長い期間楽しませてくれるのがむくげです。色の種類も多くまた一重も八重もあり 公園にもよく植えられていますし、庭木にもよく使われています。
万博公園では早々とおみなえしが咲いていました。この花を見ると秋も近いと思います。

睡蓮

ほていあおい
夏には水辺にもいくつかの花が見られます。ブルーの色がきれいなのはほていあおいです。 東南アジアを旅行するとあちらこちらで見かけますが日本ではそう多くないようです。

睡蓮は別名ヒツジグサといいますが、これは未の刻、つまり午後2 時ごろ咲くことから 名付けられました。でも実際は朝から咲いているようです。

ナンバンギセル

トリカブト

からすうり

からすうりの実 (秋バージョン)
夏には変わった花もいくつか見られます。
からすうりは夜に咲くのですが、小石川植物園はあさ9時が開園です。そこで 曇った日の朝早くに行って、とりました。また花が終わると実になりますが 秋になるとオレンジ色に変わります。木にぶらさがってゆれているのをご覧になった方も 多いのではないでしょうか。

ススキのねもとに寄生しているのがナンバンギセルです。これもキセルの形をしているので 名付けられました。めったに見られませんが、万博公園で見つけました。

兜のかたちをしたとりかぶとの花はとてもきれいなのですが、根に毒があるので有名です。 そのため花も嫌われるようで気の毒です。